出産
出産は女性にとっての人生の一大イベントです。
私たち山内産婦人科医院は、少しでも出産の痛みや緊張などを和らいだものにしていただくために、
医師はもちろん、スタッフ一同日々努力を行っています。
出産の流れFLOW
いよいよ奇跡の瞬間の始まりです。
あなたらしい出産への
お手伝いをさせてください。
おしるしの確認
お産が始まるサインや、おしるし(出血)や何か異常を感じたら、
24時間ご遠慮なくご連絡ください。
まずは、落ち着いて妊婦さんご本人より、病院へお電話をお願いします。
入院
当院の分娩室は、LDR室となっております。陣痛(LABOR)・出産(DELIVERY)・回復(RECOVERY)までを移動することなく、ひとつのお部屋で過ごすことができるため、一番つらい時期の移動の煩わしさも最小限になるように配慮されています。
また、移動に伴う母体への負担やストレスを軽減するほか、普通のお部屋にいるような暖かい雰囲気のお部屋で、ご家族と一緒にリラックスして赤ちゃん誕生を迎えることができます。
※状況によっては、他の分娩室をご利用いただく場合もございます
分娩〜出産
- 立ち会いについて
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ご家族で立ち会いいただけます。立ち会いを希望される方はスタッフにお申し出ください。
※状況によっては立ち会いをお受けできない場合がございます。予めご了承ください
- ご家族の方へ
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分娩室は、ご家族の入室や付き添いなどが可能になっております。
お母さんの心の支えとなり、そして感動的な生命の誕生をご家族で祝福されてください。
病院で用意しているもの
当院では以下のようなものをご用意しております。
不明な点などはお気軽にお問い合わせください。
- お産セット
- (産褥ナプキン・臍消毒セット・骨盤ベルトなど)
- 赤ちゃんが入院中に使用するもの
- (ベビー服・オムツ・おしりふき・タオルなど)
- 個室備品類
- 食器(箸・コップ)、円座、授乳クッション、シャワー室(ドライヤー、ボディソープ、シャンプー)など
以下のものを入院の際にお忘れのないよう、
お持ちください。
- 入院のときにもってくるもの
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- 母子健康手帳
- 健康保険証
- 診察カード
- 入院書類一式
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- パジャマ(授乳しやすいもの)
- 下着(産褥ショーツ・生理用ショーツ)
- 夜用ナプキン
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- スリッパ
- タオル
- 骨盤ベルトなど(希望者)
- お産のときに分娩室へもっていくもの
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パジャマ1枚 / 産褥ショーツ1枚 / フェイスタオル2枚
※入院セットとは別の袋に用意しておいてください
- 退院時に必要なもの
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ママの着替え / ベビー服、おくるみ等
お母さん自身がいつ出産になっても良いように準備しましょう。
入院に際しての注意事項
- メイクやマニキュアはしないでください。顔色や全身状態の観察をする時の妨げとなります。
- 爪は切っておいてください。皮膚を傷つける危険や、大切な赤ちゃんを傷つけない為にも、爪は切っておきましょう。
- 盗難防止のため、大金や高価なアクセサリー等を持ち込まないようにお願いします。
各部屋に金庫は設置しておりますが、貴重品管理は自己責任にてお願いします。
里帰り出産RETURNING BIRTH
妊娠・出産は何度経験しても、その度に不安や不便がつきまとうものです。
そんな時、近くに親御さん・ご親族がいらっしゃれば心強いと思います。
当院では里帰り出産(帰省分娩)も大歓迎しておりますので、お気軽にご連絡ください。
当院では1か月間の分娩数のうち、
約2〜3割が里帰り出産です。
ママが臨月の前に自分の実家に帰省して出産し、産後しばらく実家に滞在したのちに、赤ちゃんと一緒に自宅へ戻る形の出産を「里帰り出産」といいます。
里帰り出産をされる方は、初産婦さんや上のお子さんが小さい方が多いです。産後すぐはママも家事を行うことができませんし、慣れない赤ちゃんの世話も大変ですので、里帰り出産もぜひご検討ください。
/// 里帰り出産をご希望の方へ ///
より安全で快適な出産をしていただくために、当院は毎月の分娩数を制限させていただいております。
里帰り出産(帰省分娩)をご希望される方は、出来るかぎりお早めに電話で分娩予約をお済ませください。
※分娩制限数に達している場合は、受付できないことがありますのでご了承ください。
里帰りの時期
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里帰りの時期は出産予定日の1〜2ヶ月前(妊娠32週から34週)が目安です。その時期を過ぎて帰省される場合は一度ご連絡ください。連休中や年末年始など混み合う期間を避け、分娩が予定日より早くなってもあわてないように、早めに帰省するようにしましょう。
前回帝王切開術で出産された方、あるいは骨盤位(逆子)で帝王切開になる可能性がある方は、手術日を決める必要があるため、出来れば32週頃の帰省が望ましいです。
里帰りされるまでは、現在お住まいの地域の病院で定期健診を受けてください。
里帰りのときに気をつけること
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里帰り前に検診を受けて、健康状態をみてもらいましょう。
帰省時には重い荷物をもたないように、事前に宅配便でお送りすることをおすすめします。移動手段は振動の少ない乗り物や、乗り換えが楽なものを選択してください。
飛行機は、出産予定日の近い妊婦さんに対して搭乗規制がある場合があります。あらかじめ航空会社にお問い合わせください。
里帰りをされた後
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里帰りされたらできるだけ早く受診してください。
それ以前でも帰省されることがありましたら、一度受診してください。※事前に受付またはお電話にてご予約ください。
初診の際に必要なもの
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- 母子手帳
- 健康保険証
- 現在通われている産院の検査結果を含む紹介状
- 産科医療保障の登録証(既に入られている方)
- 限度額認定証(里帰り出産で帝王切開が決まっている方)
※初産で分からない方は受付でお聞きください。
出産後の書類関係
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出生届
出生届は父母の本籍地・父母の所在地(住所地)のほか、里帰り先(出生した産院)の市区町村役場でも提出できます。
(出生後14日以内) -
妊婦健診用助成の還付請求
住んでいる自治体でもらった健診費用の助成券などは、里帰り先では使用できないため、里帰り後の健診代は自己負担で払うことになります。しかし、後日申請すると費用の一部を還付してくれる自治体もあります。母子手帳を貰う際に、里帰りの場合の健診の助成があるか聞いておきましょう。